リュウグウノツカイ=地震予兆は関係ない?生態や東日本大震災の時を検証。画像あり。

リュウグウノツカイが出現すると、「地震が起きる」という話が必ず出ます。
リュウグウノツカイと地震はどうしてセットになっているのでしょうか?生態と何か関係があるのでしょうか?

なぜ、リュウグウノツカイは地震の予知や予兆だと捉えられているのか不思議ですよね。

東日本大震災の時、リュウグウノツカイは打ち上げされまくっていたのかも気になるところです。

そもそも、リュウグウノツカイってどんな魚なのか気になる!
不思議な名前の由来も紹介していきます。

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リュウグウノツカイとは

リュウグウノツカイはアカマンボウ目リュウグウノツカイ科の深海魚です。
田舎ではオイランという別称で呼ばれているところもあります。

体長は3メートルほどのものから10メートル以上になるものまで様々です。

世界中に分布しており温かい海を好むようですが、富山湾のような比較的水温の低い海域でも確認されています。

学術系の専門書籍でも珍しい魚として扱われており詳しい生態はよく分かっていないのが現状です。

 

 

リュウグウノツカイの名前の由来

リュウグウノツカイは漢字で竜宮の使い・龍宮の遣いと書かれます。
実は由来ははっきりしていません。
しかし、髪の毛のような赤いヒレを漂わせながら蛇のような長い魚体をくゆらせて泳ぐ姿がこの世のものには見えないのでしょうね。

竜宮城という架空の楽園からやってきた使者というイメージにピッタリと当てはまります。

ちなみに英語ではオールフィッシュといいますよ。船を漕ぐためのオールです。
こちらは名前の由来がはっきりしており長いヒレが船をこぐオールのように見えるからと言う理由で名付けられました。

 

 

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リュウグウノツカイの生態

生態は謎だらけのため研究がすすめられていますが、まだわからない部分の多い神秘的な魚です。わかっている部分に関してもケースの蓄積が少なく今後常識が覆る可能性が十分にあります。

 

 

トカゲの尻尾切りのように自分自身のしっぽを切り離せる

マンボウ目の魚には自分自身を切り離すことができる魚がいます。
ただし、どこでもいいわけではなく、自切面というポイントが決まっており外からの刺激が加わると切り離してしまうわけです。
疲れてくると体力温存のため切り離すという説もありますが、根拠は不明です。

再生はできないので短くなっちゃう

 

泳ぎが苦手

立ち泳ぎをします。長いので横向きに(普通の魚みたいに)泳いでしまうと影が映ってしまい他の魚の攻撃を受ける対象になってしまうからだそうです。
また、泳ぐ時はもちろん背ビレを使うのですがどうも泳ぐのが下手くそらしく、海が荒れた翌日は打ち上げられてしまう。
そもそも、海流に乗って漂うなイメージで暮らしているのではないかという説もあります。

生きたリュウグウノツカイを飼育したいなら縦に長い水槽を用意しなくてはいけない

 

内臓の場所に一工夫

蛇のように長い魚体ですが内臓は比較的頭よりの部分にあります。
推測ですが、何らかのダメージを受けた時、尻尾の先を失っても内蔵のような重要器官を傷つけず生き延びるための知恵だと思われます。

自動車でエンジンを床下に搭載する車がありますが、リュウグウノツカイも工夫しているのですね。

長いのは結構大変らしい

 

オキアミが好き

プランクトンを食べるのが好きで、打ち上げられた個体を解剖すると大量のツノナシオキアミが入っています。
口には歯がなく、にゅっと伸びる。美味しいプランクトンを食べやすい形状になっていますね。

 

意外におしゃれ

皮膚は銀色。プラチナのような輝きのある皮膚です。そこによく見ると斑紋(水玉模様みたいなやつ)があり、イボ状で硬いブツブツザラザラな手触りです。
赤いとさかに銀色の魚体なんてとてもおしゃれじゃありませんか?

 

リュウグウノツカイは食べられる

毒は持っていません。
リュウグウノツカイは食用としての認知度が低いため一般的には流通していませんが、実際に食べた人が食レポをしていますよ。

美味しいという人とまずいという人に評価が別れています。

 

 

 

リュウグウノツカイは地震と関係あるのか関係ないのか

 

 

まず、専門家は関係ないと言っています。(富山湾の魚辞典より引用)

深海魚(生態がわからない・見た目がグロテスク)が打ち上がる→不吉→天変地異起きるかも→そういえば〇〇だ
という人間心理がタグ付けをするのがリュウグウノツカイ=地震の予兆という根拠ではないでしょうか?

また、一部の小説(有名作家のベストセラーです)ではリュウグウノツカイが打ち上げられるシーンから物語が始まり地震の話になるためリュウグウノツカイが地震と関係あるかのようなイメージが広まったと考えています。

実際に富山県ではリュウグウノツカイが打ち上げられますが地震はほとんど起きません。
地震保険も格安なことが裏付けになっています。

東日本大震災は2011年3月11日に発生しましたが富山県では2010年から2013年まではリュウグウノツカイの打ち上げは確認されていないのです。

もし、東日本大震災レベルの大地震の予兆だというのであれば、10匹位は打ち上がってこないとおかしいでしょう?

ちなみに、2019年はすでに5匹が打ち上がっておりこれは異常事態。とうとう生きた個体まで発見されましたからね。
もしかしたら、人間が科学では解明できない不思議なチカラがあるとすれば、地震が発生するのかもしれません。

リュウグウノツカイは人魚伝説の元だと言われています。
娘は人魚=アリエルですが、古来人魚は異形のものとして不吉な出来事を呼ぶ存在でした。
人魚を見ると祟りがあるという話ですね。船を沈めたりする存在なのです。

ちなみに人魚の肉は不老不死になる妙薬という八百比丘尼伝説が有名ですが、リュウグウノツカイの肉をたべた水族館職員さんは今の所順調に?老化しています(笑)

 

変わったことがあると不安になる人間心理が、リュウグウノツカイを地震と結びつけているのでは?

 

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生きているリュウグウノツカイを展示・飼育している水族館はどこ?

リュウグウノツカイを飼育している水族館はありません。
捕獲されているときにはすでに弱っており数時間後には天寿を全うしてしまうんですね。
また、飼育方法が当然確立していないため生体展示は至難の業だと思われます。

のとじま水族館
魚津水族館
こちらの2箇所では毎年1月から2月ごろに地元民が持ち込んだ生リュウグウノツカイが展示されます。

特に魚津水族館は標本なら1年中見ることが可能です。
実際に持ち込まれると、触れますし、水族館職員が食べてみた感想などを聞けるという貴重な場所になっています。

 

まとめ

リュウグウノツカイは大変珍しい深海魚なので生態も謎に包まれています。
神秘的な部分が、知らないという恐怖に変わり地震が起きるという恐怖心理につながっていくのかもしれませんね。

何はともあれ、データ上は東日本大震災の時はリュウグウノツカイは打ち上げられなかった(富山では)ということです。
もしかしたら日本海側とか、太平洋側というのも関係があるのかもしれませんね。

 

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