今年、富山ではリュウグウノツカイがたくさん上がっている。
と言っても、食用として認知されている魚ではないので「深海魚が何故か打ち上げられるから地震起きるんじゃない?」というニュアンスで報道されているけど。
しかし、あんこうって美味いよね。
もしかしたらリュウグウノツカイってうまいんじゃない?と思っていたところ、魚津水族館に驚愕の食レポが登場しておりました。
魚津水族館(通称うおすい)のガッツには毎回頭が下がる(゚∀゚)
もくじ
魚津水族館とリュウグウノツカイ
ここ最近何度か富山で揚がってニュースにもなっている #リュウグウノツカイ が、今朝も新湊で揚がりました。
なんとまだ生きています❗️😳#新湊鮮魚センター #新湊きっときと市場 pic.twitter.com/F6iTTuxOxd— きときと屋@新湊鮮魚センター (@kitt0kit0) 2019年2月1日
毎年、1月下旬から2月になると、富山ではリュウグウノツカイという深海魚が捕獲される。
しかし、深海魚が海の浅い場所に上がってくるということはそもそもがイレギュラーなわけで、体調がすでによろしくないらしく、仮に生きていても数時間で死んでしまうのです。
リュウグウノツカイ 生きたまま発見 新湊きっときと市場で展示https://t.co/ICrbDuGzjV
深海に何か嫌な奴でもいるんでしょうか。 pic.twitter.com/HqhOTq1eVz— 北日本新聞 ウェブン (@webun_news) February 1, 2019
あ、深海に嫌なヤツがいたんですね!わかります。その気持ち。私も師長が来たら患者さんのところへラウンドという名で退避しますから。
年に1匹見れればいいほうという珍しい魚なのですが、2019年はすでに5匹も上がっており地元紙では地震が起きる前兆?という記事が書かれていました。
しかし、魚津水族館は違った!
というのは、ここ数年魚津水族館では生のリュウグウノツカイの公開をしている→そろそろ感覚麻痺してきた?!
というわけで 「おさわりし放題無料サービス」に追加し、「食レポ」を投入していた。
うおすいのリュウグウノツカイおさわり無料サービスとは
まず、入り口にはイラストが得意な職員の書いたゆるリュウグウノツカイがお出迎え。この日はチューリップTVやNHKの取材車もいて話題性の高さが伺える。
早速3回のバックヤードコーナーにGO.
いたーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
生リュウグウノツカイやんけ。
息子は早速触ってみる。怖くないんかい。他の子は躊躇しているがな。

「お目々まん丸でぱっちり」って言ってます。人間なら褒め言葉だろうけど(;´∀`)

とにかく長い。
表面は意外とザラザラしており銀色でピカピカ。

職員さんより、「手前側が新鮮ですよー」と謎の声かけ。うん。見りゃわかるけど。
魚津水族館の食レポ。リュウグウノツカイの味はうまいかまずいか

富山県民なら魚の調理方法は「刺身」が第一選択。
肌色っぽい透明感のある身は意外と美味しそう?です。
お造りと唐揚げというレシピになっておりました。
はい。「水っぽくて美味しくない」そうです。
そして「味が薄い」。
リュウグウノツカイは身が渦を巻いており、身(筋肉)がアパートのようなブロック区画になっています。
歯ごたえがありそうな感じですが、実際はぐたぐたでやわらかすぎたらしい。
15分くらい加熱しても、まだ水分が出続けるんだって。
魚津水族館の職員さんは美味しくないという結論に至りましたが、日頃新鮮な富山湾の魚を食べまくっていて舌が肥えているからかもしれません。
美味しいという人もいるようです。
しかし、味をきちんと付けるという点が攻略法らしい。この人も、ガッチリ味付けしてしょうがで臭み消ししているみたい。
これが『リュウグウノツカイの煮付け』! 食べてみた感想は…大変美味!!コレはご飯がススム!料理屋で出てくるカレイの煮付けに負けてません!噛めば溢れる旨味と魚の甘味、生姜と煮たことで完全に臭みは消えました!最高ですっ! pic.twitter.com/M0oKx8XobJ
— やませみ (@yamasemi_0w0) January 29, 2014

息子はリュウグウノツカイが食べたいらしい。しかし、食用としての認知度は低く富山県では販売されているのは見たこと無いよ。買える店なんて知らん。
仕方ないから帰りにプラント3でタチウオを買ってやったわ。
でも、リュウグウノツカイって人魚っていう説もある。
人魚の肉って食べたら不老不死になるんじゃなかったけ?八百比丘尼の伝説の言い伝えを思い出した。
まあ不老不死は困るけど、アンチエイジングしてほうれい線が取れるなら食べたい。ついでに血糖値も下げてくれるなら・・・
悪魔の実みたいにまずくても、それ相応の力が手に入るなら…ゲヘヘ!
うん。今日の夕食はタチウオ食べたし、息子にはリュウグウノツカイ風塩焼きって説明したし。明日起きたら心ぐらいは小学生に戻っているかもな。
リュウグウノツカイは人魚というか福の神だった

余談ですが、リュウグウノツカイを見に結構入館者が増えている。
現場ではのぼり旗+職員手作りのゆる缶バッチ販売200円が魚津水族館の本気度を感じる。というか、便乗商法?

「生きているやつもいたらいいのになー」と水族館の職員さん。お、飼育員魂に火がついたのかと思いきや「お客さん来てほしいし。」
ああああー、ここは貧乏決して裕福ではない自治体魚津の直轄施設やった。公務員いえども集客ノルマ?があるんかとはっとさせられた瞬間。
水族館職員は多分全員が正規職員じゃないし、のとじま水族館みたいに豪華施設があるわけじゃないから体張って行く戦法を取ったのか!!凄いぜうおすい。やるな。
富山図鑑はうおすいがめっちゃ好きなので…
リュウグウノツカイは標本として常時展示しています。関西方面からのお客さんもわざわざ見に来る。リュウグウノツカイが見れる水族館=魚津水族館で間違いなしじゃ。

まとめ
リュウグウノツカイは本当に竜宮の使いなんでしょうかね。
魚津水族館の食レポによれば、味はあまり美味しくないらしいです。
皆さん魚津に来てください。魚津水族館は日本で一番古い歴史ある水族館です。